※なお、本記事は、人材総合サービスの「Indeed PLUS(インディードプラス)の料金を徹底解説|費用対効果を最大化する方法」を参考にしています。
~はじめに~変わりゆく求人と新しい仕組み

お仕事を探す方と、新しい仲間を迎えたい企業を結ぶ仕組みは、今、大きな変化の時期を迎えています。その中心にあるのが、世界的な求人の探し出し道具である「インディード(Indeed)」と、日本の求人情報を幅広く中継する役割を担う「インディードプラス(Indeed PLUS)」です。
インディードは、網上の世界にある膨大な求人情報を一つに集め、希望の言葉や場所から手軽に仕事を探せる「求人の検索道具」です。
一方でインディードプラスは、インディードの優れた結びつけの技術を使い、リクルートが運営する「タウンワーク」や「リクナビネクスト」といった日本国内の主要な掲載先へ、求人情報を自動で最適な場所へ届ける「情報の配信基盤」です。この二つの違いを正しく知ることは、効率よく良い人材に出会うための第一歩となります。
掲載される場所と仕組みの違い

インディードとインディードプラスの最も大きな違いは、「どこに求人が載るか」という点にあります。
求人の届く範囲
インディードのみを利用する場合、求人が表示されるのはインディードの中だけです。これに対してインディードプラスは、一度の登録で、インディードに加えて国内の主要な求人案内所(最大十一箇所以上)の中から、最も効果が高いと判断された場所に自動で情報が掲載されます。
これにより、国内で求人を探している方の約七割に情報を届けることが可能になるといわれています 。
掲載先を決める「人工知能」の働き
インディードプラスでは、どこに求人を載せるかを人が決めるのではなく、人工知能(AI)が判断します。
求人票に書かれた「仕事の内容」「場所」「市場の動き」を読み取り、仕事を探している方の「過去の行動」や「経歴」と照らし合わせます。そして、「今、この求人をどこに載せれば最も応募が来やすいか」を瞬時に判断し、最適な場所に情報を振り分けます。
2025年の大きな節目~掲載方法の統合~

日本の求人活動において、2025年は歴史的な転換点となります。これまで長年親しまれてきた掲載方法が、インディードプラスの仕組みへと一本化されるためです。
これまで「タウンワーク」や「リクナビネクスト」には、決まった期間掲載するための料金を支払う方法がありましたが、これらは2025年3月末をもって終了しました。
4月以降は、これらの場所に求人を載せるためには、インディードプラスの仕組みを利用することが基本となります。これにより、日本の求人は「期間で枠を買う」ものから、「どれだけ見られたか」という実績に基づいた方法へと大きく移り変わりました。
費用のかかり方
費用の仕組みは、インディードとインディードプラスのどちらも「項目が押されて閲覧された分だけ」お支払いが発生する仕組み(閲覧課金)を基本としています。
費用の無駄を抑える工夫
この方法の利点は、求人が見られなければ費用がかからないという点です。
また、人工知能が市場の状況を見ながら、一回の閲覧にかかる費用を自動で調整してくれます。企業は「一日の予算の上限」などを決めておくだけで、その範囲内で最大限の効果が出るように仕組みが働きます。
採用が決まった時点で情報の公開を止めれば、それ以上の費用は一切かからないため、これまでの方法に比べて費用の無駄を大きく抑えることができます 。
良い出会いを生むための「目印(タグ)」の活用

インディードプラスでは、人工知能に正しく情報を理解してもらうことが重要です。そのために「目印(タグ)」という仕組みを活用します。
職種や必要な技能、働き方の特徴などを細かく設定することで、人工知能は「この求人はどのような方にふさわしいか」をより正確に判断できるようになります 。
例えば「事務」とだけ書くのではなく、具体的な仕事の内容や必要な道具(表計算ソフトの技能など)を詳しく盛り込むことが、良い出会いを引き寄せる鍵となります 。
自動での声かけ機能
インディードプラスには、応募を待つだけでなく、条件に合う方へ能動的に案内を送る「自動での声かけ機能」があります 。
あらかじめ「勤務地」や「経験」などの条件を設定しておくと、人工知能がふさわしい候補者を探し出し、自動で求人の案内を送ります。この機能自体を使うことに追加の費用はかからず、案内を受け取った方が求人の詳細を開いたときにだけ、通常の閲覧費用が発生します。忙
しい採用担当者に代わって、人工知能が二十四時間ふさわしい方を探し続けてくれる心強い機能です 。
管理の効率化(一元管理の仕組み)
複数の場所に求人が載るようになると、それぞれの場所からの応募を管理するのが大変になります。そこで、インディードプラスでは「応募者管理の仕組み(ATS)」との連携が推奨されています。
この仕組みを利用すると、一つの画面で以下のことができるようになります。
原稿の作成と修正
一度の作業で、すべての掲載先の情報を更新できます。
応募者とのやり取り
どの場所から応募が来ても、一つの窓口で返信が可能です。
予算の確認
どれだけの費用を使い、どれほどの効果が出たかを一目で把握できます。
「エアワーク 採用管理 2.0」などの道具を使えば、こうした管理をスムーズに行うことができ、事務作業の負担を減らして面接などの大切な時間に集中することができます。
インディードプラス活用の利点と注意点

利点
手間をかけずに広く届く
一つの原稿を作るだけで、多様な場所に情報を広められます。
費用の最適化
閲覧された分だけの支払いで、予算を無駄なく活用できます。
出会いの精度の向上
工知能の働きにより、自社に合う方と出会える可能性が高まります。
注意点
掲載先を選べない
人工知能が最適と判断した場所に載るため、「このサイトにだけは必ず載せたい」といった個別の指定はできません。
原稿の質が重要
内容が不十分だと人工知能に「効果が薄い」と判断され、表示回数が伸びないことがあります。
定期的な確認が必要
閲覧にかかる費用は市場の状況で変わるため、週に一度は状況を確認し、必要に応じて内容を整える工夫が求められます。
~まとめ~

インディードとインディードプラスの違いを紐解くと、これからの求人は「掲載する場所を買う」ことから、「優れた仕組みを活用して、最適な方と出会う」ことへと進化していることが分かります。
情報の届け先を広げるインディードプラスと、それを支える人工知能の技術。これらを上手に使いこなすことで、人手不足が深刻な現代においても、自社の魅力を正しく伝え、共に働く大切な仲間を見つけ出すことができるでしょう。
まずは、自社の情報を人工知能にも分かりやすく具体的に整えることから始めてみてはいかがでしょうか。